ご由緒
御由緒
神社創建の年代は詳らかではありませんが、昔より産土神(うぶすなかみ)として篤い尊崇を得ています。
近世、氏子の慣わしとして男子は必ず十五歳になると、先ず伊勢神宮に参詣し、その帰路に鎌倉の鶴岡八幡宮に参詣して始めて成人と認められました。いつの頃か街道の情勢や道中の不安から無事に参詣する事が困難となった為、産土神に併せて伊勢、相模の両宮を祀り三社神社と称するようになりました。
現在の社殿は平成五年の造営です。
毎年、正月十六日(現在は二月十六日)に奉射祭を行います。古くは御神前に煎った糯米(もちごめ)を供え、竹で作った弓矢で的を射て五穀豊穣・悪魔退散を祈願し神賑行事を行いました。